エクササイズを続けても効果が見られなかったり、膣壁が膣口から見えるほど緩んでしまっている場合は、女性器形成クリニックや美容外科で専門医の治療や手術を受ける方がよいでしょう。放置しておくと、骨盤内臓器脱に繋がり、排尿障害や便秘、擦れによる出血など日常生活にも支障を及ぼす恐れがあります。

究極の膣トレは手術!

膣の緩みを根本から解決する方法として、膣壁を切除・縫合し、膣周辺の筋肉も縫い縮める膣縮小手術が挙げられます。特に産後の緩みに効果的で、手術によって妊娠前の状態に戻ると言われているほどです。

その他の方法として、膣壁にヒアルロン酸などを直接注入するボリュームフィラー・パールフィラーがあります。主に加齢によって膣壁そのものがやせてしまった人におすすめです。

膣の緩みを手術で改善するなら

膣の緩みを手術で改善するなら、まずは専門医でカウンセリングを受けましょう。女性器形成クリニックや美容外科では無料で完全予約制のカウンセリングを用意しているので、他の患者の目を気にすることなく相談ができます。実際に自分の膣がどの程度緩んでいるのか、どんな治療や手術の方法があるのか、最適な方法は?など、気になることをすべて解消するつもりで質問してみましょう。

膣の緩みを改善する手術のメリット・デメリット

手術によって膣の緩みは確実に改善されますが、残念ながらデメリットもあります。方法を選ぶ時には、メリットと併せて検討するようにしましょう。

膣縮小手術のメリットとデメリット

膣縮小手術は緩んでいる膣壁や膣周辺の筋肉を切除・縫合して締まりを取り戻す方法です。根治療法になるので、以降膣の緩みに悩まされることはなくなります。そして、最大のメリットは効果が半永久的に続くことです。

しかし、外科手術である以上、ダウンタイム(回復期間)が必要になることは避けられません。手術当日から一週間程度は痛みや出血がありますし、傷口が落ち着くまでには1ヶ月程度かかります。その間は激しい運動や浴槽につかること(温泉やプールも含む)、性交もNGです。この間は医師の指示を守って、無理はしないようにしましょう。

また、美容整形や歯列矯正と同じく、健康保険は適用されません。手術やそれに伴う費用はすべて自己負担になります(平均で約50万円)。自由診療扱いなので、クリニックによって費用が異なりますが、極端に高いところはもちろん、安すぎる場合も注意が必要です。医師の技術や経験に疑問があったり、クリニックの設備が不十分だったりする可能性があります。クリニックのサイトや口コミでチェックするとよいでしょう。

ボリュームフィラー・パールフィラーのメリットとデメリット

メスを入れるのは抵抗があるけれど、即効性が欲しいという人におすすめの方法です。ボリュームフィラーはヒアルロン酸、パールフィラーは体に吸収されないインプラントを直接膣壁に注入することで弾力やボリュームを回復します。施術時間が短く、ダウンタイムも必要ないのでエステ感覚で受けることができます。パールフィラーの効果は半永久的、ボリュームフィラーもヒアルロン酸が弾力の源であるコラーゲンとエラスチンを引き寄せて組み合わせるので、長期に亘って効果が持続するというメリットがあります。

ボリュームフィラーは場合によっては定期的に注入が必要になります。また、パールフィラーは悪影響はないとわかっていても、体内に異物が残るのは不安という人には向かないかもしれません。
そして、費用が高額になるのがデメリットです。どちらの方法も、1本あたり2万円前後のフィラーを複数本使用しますし、手技料が別途かかるので、トータルで20万円ほどはかかると思ってください。もちろんクリニックによって差はあります。いくつかのクリニックで比較検討してみるとよいでしょう。

手術後膣トレは継続しよう

手術を選択した場合、膣の緩みはほぼ完全に解消されます。しかし、以後また緩んでしまう心配はないといっても、膣トレは継続してほしいもの。骨盤底筋群の筋力アップ・維持だけでなく、膣の締まりをさらによくする効果も期待できます。